皮膚・排泄ケア認定看護師

スペシャリストインタビュー
医療・介護スタッフの相談にも乗り、患者さんのその人らしい生活が送れるようにしていきたい

2020.11.29

皮膚・排泄ケア認定看護師
皮膚・排泄ケアは、スキンケアを行い健康な皮膚を保持することを基盤に、傷や褥瘡・スキン-テアなどの予防を含めた創傷ケア、人工肛門(大腸や小腸、尿路)の造設時のケアや指導、造設後の管理相談を行うオストミーケア、排尿・排便に関するケアや相談を行う排泄ケア、これら3つの内容を専門とする分野です。
創傷ケア
- 院内褥瘡対策委員会に所属し、月2回(第1月曜、第3火曜)の褥瘡回診の実施。
- スキンーテアや医療機器関連圧迫創傷の予防やケア。
- 胃瘻や腸瘻の管理・周囲皮膚のケア。
- 術後創・下腿潰瘍、下痢などによる皮膚かぶれの処置ケア。
オストミーケア
- 人工肛門(ストーマ)の造設前の処置・指導、造設後のケア指導・相談、
- ストーマ外来の月2回(第2・4火曜午後)の実施。退院後のケア相談とトラブルへの対応。
排泄ケア
- 便秘や下痢への対応、食事内容や下剤・止痢薬の調整。
- 失禁へのケア。自己導尿指導。
患者さまやご家族さまはもちろん、院内外の医療・介護スタッフへの相談に乗ることで、よりその人らしい生活が送れるようスタッフと共に日々精進しています。