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研修

ラダーレベルⅢ 救急看護

本日は、急変時の初期対応であるBLSにおいて、チームビルディングを活用した実践演習を行いました。
急性・重症看護専門看護師の小野看護師を講師として、急変時を想定した場面での各々の役割を学んでいきました。

今回の研修では、特に胸骨圧迫率(CCF)80%を目標として演習を行っていきました。
一般的に質の高い心肺蘇生にはCCFの向上が重要となり、目標は60%といわれていますが、優れたチームでは80%以上を目指すともいわれています。

演習は2グループ編成で、それぞれ2回ずつ行いました。
1回目の実践後に、チームでデブリーフィングを行い、個々の役割はどうであったのか、チームとしてよかった点、改善すべき点を挙げていきました。そのうえで、2回目の実践を行っていきましたが、どちらのグループも1回目よりも2回目の方がCCFが向上し、心肺蘇生率を高めることに成功していました。

始めはどのように指示を出したらよいのか、何をしたらよいのか、他のメンバーがどのように動いたら良いのか、みんなが何をしているのかもわからないことが多かったかと思いますが、デブリーフィングを行ったことで、自己の行動を振り返るとともに、急変時の限られたメンバーの中で、チームとして動き蘇生率を高めるためには何が必要なのかということにも気が付くことができました。

また、今回はBLSの設定を8分で行っていましたが、これはおそらく一般的に言われている救命率にも関連しているのではないでしょうか。
一般的には1分以内に救命処置が行われれば、救命率は95%と言われており、8分経過すると救命率は極めて低くなり10%以下に低下すると言われています。
実際に病院でCPAがおきたときにも、発見から緊急コールを鳴らし、医師や他部署のスタッフが応援に到着するまでには時間を要すると思います。
演習では長く感じたかと思いますが、実際の場面では急な展開となり、あっという間に時間が過ぎていきます。

急変対応はいつ起こるかわかりませんが、一秒でも早く効果的なBLSを開始して、CCFおよび蘇生率を高められるよう、今回の研修を活していきましょう。
小野さんを始め、看護部救急員会の皆様、充実した研修を組んでいただきありがとうございました。

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