看護部について

手術室

部署の役割と特徴
中央手術室は5部屋あり、一般外科・整形外科・脊椎外科・泌尿器科・耳鼻科・皮膚科・口腔外科などの手術を、年間約3500件実施しています。脊椎外科・整形外科の手術が多く、内視鏡手術を中心に専門性の高い高度な手術が多く行われています。安全安心な手術医療を提供するために、各診療科医師・麻酔科医師・臨床工学技士・放射線技師・生理検査技師などと多職種連携で良好なチームワークを発揮しています。

こんな看護を提供しています
『手術看護の質の向上』と『働きやすい職場づくり』を目標に、多職種と密にコミュニケーションを取りながら、手術室看護を提供しています。術前訪問を積極的に行い、患者さんにとって少しでも安心して手術室に来て頂くことと、情報収集した結果を麻酔科やコメディカルスタッフと共有し、安全な手術医療の提供に努めています。
2022年度より術後疼痛管理チームを立ちあげ、IV-PCAや硬膜外カテーテルを使用している患者さんを中心に、麻酔科医師・薬剤師と共に術後回診を実施しています。術後疼痛の緩和、PONVの改善を目標に回診し、QOLの向上・術後合併症の減少・在院日数の短縮を目指して関りを持っています。手術室看護師がPFM(入退院支援室)にも行き、PFM看護師と関わることにより、お互いの知識を高め合い、患者さんに入院から退院まで一貫した看護サービスが提供できる支援を実施しています。
こんな看護師が活躍しています
病棟勤務経験者や他施設からの手術室経験のある中途採用者も多く、子育て中の看護師も多数在籍しています。
20歳代から50歳代まで様々な年代の看護師が勤務していますが、経験年数に関係なく率直な意見を出し合える風通しの良い、活気ある職場です。教育体制はプリセプター制度をとっています。また、2025年度から手術室ラダーの導入活用を開始します。多様な年代と経験に合わせて、段階的に手術室看護の習得ができる教育体制を整えています。
