看護部について

5南病棟

部署の役割と特徴


5階南病棟は呼吸器内科の一般病床とHCUを併設する病棟です。呼吸器内科病棟では肺がんや慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺炎や喘息、新型コロナウイルス感染症などの感染性疾患など、呼吸

器内科疾患全般の受け入れを行っています。特にCOPDについては教育・リハビリ入院を受け入れており、医師をはじめ、看護師やリハビリテーション科、臨床検査科や管理栄養士などと協働しながら、多職種でチームを組んでケアに当たっています。
また、5階南病棟にはHCUが併設されており、診療科に関わらず重症化リスクの高い患者さんや術後で集中的な経過観察が必要な患者さんを受け入れています。

こんな看護を提供しています

呼吸器疾患には慢性的な経過をたどる疾患が多く、退院後も継続治療や自己管理が必要となります。そのため、早期より退院を見据えた看護やリハビリ、教育的指導を行い、安心して退院生活が送れるよう多職種と協働し支援しています。5階南病棟では超急性期の集中的なケアから、慢性期、ターミナル期での安楽や家族サポートなどさまざまな病期にある患者さんがいます。患者さんやご家族の思いに寄り添い、患者さんの意向を確認しながら、その人らしさを大切にして看護を提供しています。

職場の雰囲気


スタッフからは「相談しやすい雰囲気がある」「お互いに声かけをし協力して働いている」といった声が多く聞かれます。経験や年齢に関係なく、自分の意見を言える、話し合える風土があります。呼吸器疾患の中には急性増悪をきたす疾患や、肺炎などといった感染症が多いことから緊急入院となることが多いため、忙しさを感じることもありますが、お互いに協力し助け合いながら看護を提供しています。 また、医師やリハビリスタッフ、管理栄養士など、メディカルスタッフとも話しやすく、積極的に情報交換 を行い、協働しながら、多職種で患者さんのケアにあたる雰囲気が根付いています。


こんな看護師が活躍しています

5階南病棟では若手〜中堅スタッフだけでなく、シニアエキスパートの看護師も勤務しており、幅広い年齢の看護師が勤務しています。 また、重症・集中ケア専門看護師や感染管理認定看護師、摂食・嚥下認定看護師や呼吸療法認定士などのプロフェッショナルが多く在籍していることも特徴で、各分野の専門的知識を活かしたケアの実践や スタッフの指導を行っています。

看護協会の認定資格以外にも呼吸療法認定士や終末期ケア専門士、糖尿病療養指導士、ICLSプロバイダ ーなど様々な分野で資格取得したスタッフが多く在籍しており、学習した内容をスタッフ間で共有しながらケアの質を高めたり、お互いに資格取得を目指して勉強に励むなど、専門職として日々切磋琢磨しながら研鑽しています。