看護部について

4北病棟

部署の役割と特徴
脊椎外科の単科として、首や腰の影響により日常生活に支障をきたしている患者さんが、手術や検査を受けにこられます。地域住民だけではなく、当院での治療を望んでいる患者さんがトップレベルの治療を受けるために全国各地からいらっしゃいます。
こんな看護を提供しています
当院を選び手術を受けに来院される患者さんが多いため、医師の治療だけではなく、看護にも満足していただけるよう、クリティカルパスを活用しながら、丁寧な対応を心がけるとともに、安全に手術や治療が受けられるよう注意を払っています。
患者さんの中には、疾患の進行やADLの低下により、入院前のように生活ができない患者さんもいますが、そのような患者さんには、早期より多職種と連携し、本人や家族の意向に沿った退院支援を行うことができるよう心がけています。

職場の雰囲気
20代のスタッフが多いですが、リーダーをとっている先輩看護師が全体を見渡して的確に指示を出すことができています。お互いを思いやる気持ちが強く、誰かが困っている時には先輩後輩関係なく声を掛け合っている様子がみられます。そのため、若い世代は気軽に先輩に相談することができていると思います。医師とも連携がうまくとれており、チームワークは抜群だと思います。
ヘルニアや脊柱管狭窄症など、脊椎の変性により日常生活に苦痛を感じて過ごされていた患者さんが、術後に「痛みがなくなりました」と笑顔になって退院できたときには、看護師としての喜びを感じます。
こんな看護師が活躍しています
比較的1年目で当病棟を希望することが多いため、20代のスタッフは多いと思います。
脊椎の手術を受けられる患者さんの半数以上は後期高齢者の患者さんであり、入院や手術後によりせん妄になられる方が多いですが、そのような患者さんにも適切な看護が提供できるよう、認知症ケア専門士の資格をもった看護師が3名在籍しており、スタッフ教育や身体拘束最小化への取り組みを積極的に行っています。
